2009年夏から長野でのピースフルでナチュラルな農業生活スタート
by t-ao
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いつも見に来ていただいてありがとうございます。 このブログは日々の農作業の様子と近所の自然風景、観光施設・イベントなどを主に紹介していますが、2011年3月11日の東日本大震災以降は、福島第1原発事故の問題についても多く触れています。この問題は長期的かつ広範囲にまたがる重大な問題だと考えるからです。どうか皆さんも一緒に考えて下さい。


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蔓延するコロナウイルス、異常な気温変動、今年の果樹栽培は、そして思うこと

先日は最高気温が22度まで上がりました。3月上旬でこの気温は本当
に驚きです。ずっとあったかいわけではなく、冬のような寒い日もあ
り体調管理も大変ですが、これからのぶどう・りんごの生育にどう影
響するのか心配です。この冬は雪が少なかった影響で温かい割にはぶ
どうの水上りが遅れている感じです。ようやく昨日くらいから少し水
が上がってきたようですが、降水量不足は否めないと思います。

これからの農業も心配ですが、日本をはじめ世界各地で蔓延し始めた
新型コロナウイルスはどこまで広がり、いつ終息するのかまったく先
が見えないだけに不安になります。各地でイベントが中止され経済に
も大きな影響を与えており、人々の生活にも重大な影を落としていま
す。この間の政府の対策はどう見てもちぐはぐであり、後手後手の対
応に終始していたとしか思えません。とても人々の生命と安全を第一
に考えていたとは評価できません。小中高校の一斉休校もあまりに突
然でした。

2011年の3・11から9年が経ちましたが、未だに被災地の傷は癒えず、
復興がなされたとは言えません。そして福島原発事故による広範な放
射能汚染はまるでなかったかのように忘れられようとしています。コ
ロナウイルスで大騒ぎをしていますが、あの原発事故時にこの国は本当
に福島の子どもたちを放射能から守ろうとしたでしょうか。本来ならば
放射能被ばくから子どもたちを救うために休校どころか、与野党を問わ
ず疎開を考えるべきでした。それを年間1ミリシーベルトの被ばく限度
を20ミリシーベルトまで上げることで子どもたちを含む多くの人々を放
射能汚染地に住まわせるという暴挙を今もなお継続しています。放射能
が目に見えず、すぐに健康被害が出てこないことをいいことに大したこ
とがないかのように現在も振舞っていますいます。コロナウイルス騒ぎ
とはあまりに大きな違いであり、違和感を感じざるをえません。

ぶどうの粗皮削りに精を出しながらふと見上げると、遠くの北アルプ
スの雪の壁のような雪渓に癒されます。そして本来なら春の陽気に心躍
る季節ですが、どうにもやりきれなさと不安が一杯のこの頃です。

蔓延するコロナウイルス、異常な気温変動、今年の果樹栽培は、そして思うこと_b0186772_09273141.jpg

蔓延するコロナウイルス、異常な気温変動、今年の果樹栽培は、そして思うこと_b0186772_09285054.jpg

********<脱原発情報>*******************


【原子力資料情報室声明】
「3・11から9年 - 遠く、近く」
              2020年3月11日
         NPO法人原子力資料情報室

 3歳と1歳の子を連れて被災地から新潟に自主避難した母親の苦悩を聴
いた。上の子は中学進学を控えていて、避難先でできた沢山の友達と別
れたくない。母親は故郷の地に戻りたい。「僕がいろいろ言っても僕た
ち家族は元の町に帰るんだよね」と複雑な、割り切れない思いを口にす
る。
 福島県で、富岡 ? 夜の森 ? 大野 ? 双葉 ? 浪江の20.8キロが9年ぶり
に開通し、来る3月14日には、常磐線が全線復旧する。惨事から10年目を
迎えて、帰還困難区域の一部で避難指示が解除される。だが、全域避難
の双葉町では調査に回答した1,399世帯の64%が「戻らないと決めている」
、24%が「判断がつかない」、11%が「戻りたい」だった。一部解除されて
いる大熊町、富岡町でも「戻らない」はそれぞれ60%、49%だった。すで
に町に帰っている世帯は大熊町2%、富岡町7%だ(2019年8~11月、県・
3町の合同調査)。
 10年もすると、3歳児は中学生になり、復旧と呼ばれる姿も垣間見える。
フクイチ・プラントも見かけが変わってきた。世論も少しずつ変化してき
た。だが、大気、水、大地、食物の安全性は、十年一日、不変であるこ
とが私たちの生きる基本をなしている。その不変性があの3・11以来、大
きく崩れた。にもかかわらず、〈科学的には安全だ〉と言い張って、オリ
ンピック・パラリンピックを旗印にフクシマの復興推進を唱える人たちが
いる。
 
 溜まり続ける放射能汚染水の処理、放射能汚染土の再利用、多発とみら
れる甲状腺がん、見えない廃炉への道、廃炉状態の実際、ICRPの新勧告案
等々、難題が山積している。だが、科学の名を掲げて市民を説得しようと
する動きが目立つ。
 〈被ばく量は小さい。科学的には安全だ〉と言うが、果たしてそうか。
そもそも、根拠にしているデータは信頼できるのか。データが意味を持つ
条件は成立しているか。実験室とちがって自然界では実態が複雑で、コン
トロールができない。因果関係を知るために疫学調査に頼らざるを得ない
ところもある。そこでは、何%の信頼区間でという議論になる。考慮され
ないひとたちの存在は切り捨てられる。
 科学・技術の分野で見解が分かれるとき、もっとも批判的・悲観的な見
解に従うことが、現代社会に生きる私たちにとって基本の考え方である。
とくに、自然現象に対して科学が本質的に抱える曖昧性を考慮しなければ
ならない。そうでないと、科学・技術が高度に発達した現代社会において、
ふつうの市民たちの「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」(憲法
第25条)が侵害されてしまう。

 犠牲になった人たちの無念の思いを心に刻んで、過ちは二度と繰り返さ
ない気持ちを新たにしたい。

**********************************


by t-ao | 2020-03-14 09:32 | 社会・世界その他 | Trackback | Comments(0)